JR四国は、予讃線特急『しおかぜ』(岡山〜松山間)、『いしづち』(高松〜松山間)の一部車両に、ノートパソコンが利用できるように大きめのテーブルと電源コンセントを設置した。パソコンを使う利用客などから車内での利用を望む声が寄せられていた。JR四国は利用状況をみて、設置車両を拡大する方針だ。
今回設置されたのは、『しおかぜ』『いしづち』に使用する8000系特急電車で、3両1編成を試験的に改造した。客室の両端部分にあるコンセントを同時に2人が使えるように改めたほか、従来設置していた小型の固定式テーブルを跳ね上げ式の大型テーブルに取り換えて、パソコンを置けるようにした。1両で4人が電源供給を受けノートパソコンを使えるようになっている。
3両のうち1両は指定席だが、2両の自由席は早い者勝ちになるという。
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