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西桐生駅の駅舎
西桐生駅の駅舎(2000年11月/ETN)
上毛電気鉄道 上毛電気鉄道線
西 桐 生 にしきりゅう

開 駅
OPEN
昭和3(1928)年11月10日
所在地
ADDRESS
群馬県桐生市宮前町2丁目
接 続
CHANGE
JR両毛線(→JR桐生駅、徒歩10分)
 桐生散策日記 (2000年11月 #35)
 群馬県桐生市といえば、あなたはどんなことを思い浮かべますか?

 何も浮かばない、という答えが多いかもしれませんね。私も桐生市に住んでいるわけではありませんし、桐生の専門家でも何でもありません。先日、偶然桐生を訪れなければ、私にとっては今も、名前だけしか知らない街の一つだったでしょう。

 私は野球が好きですので、といっても見る方ですが、毎夏甲子園にも注目しています。一昨年だったでしょうか。正田投手を擁する群馬県代表の桐生第一高校が全国の高校野球部の頂点に立ちました。もちろん、桐生市にある高校です。残念ながら時間がなかったので私は訪れることができませんでしたけど。

 桐生はうどんでも有名な街です。私が駅でもらったパンフレットには市内のうどん屋さんの所在地が載っていました。そのパンフレットは誤って紛失してしまったので何軒のうどん屋さんが載っていたかわかりませんが、かなりの数があったように記憶しています。私が桐生を訪れた目的の一つはうどんを食べることでしたので、夕食に桐生のうどんをいただきました。うどんといえば、日頃コンビニの冷凍うどんしか食べていない私にとって本物のうどん料理は新鮮なものでした。とても美味しかったです。

 ところで、桐生市を通る鉄道に上毛電鉄というのがあります。私の「桐生小旅行」では利用する機会がなかったのですが、ふらふらと歩いているうちにこの鉄道の終着駅である西桐生駅の前を通りました。駅舎は昔風の木造一階建てで、市街地には不釣り合いな気がしました。けれども、私はその駅舎自体は一目で好きになりました。古き良き時代の名残のような気がしたものですから。

 駅の中に入ってみると、外から見るよりもさらに古風だなという印象を受けました。さすがに切符は自動券売機で買うようになっていました。記念に一枚買ってくればよかったかしら。

 そういえば駅に三人組の旅行者(たぶん。そんな格好をしていました)がいました。みんな男性の方でした。そのうちの一人ががあとの二人がでたあとで定期券の申込書を一枚とりました。何のためにそんなものをとるのだろうと思いましたが、だってどう見ても定期券を買うようには見えなかったのです、おもしろい人もいるものですね。

(2002年6月追記)


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