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京都駅
京都駅烏丸口(2002年7月/ETN)
西日本旅客鉄道(JR西日本) 東海道本線・山陰本線・奈良線
京   都 きょうと

開 駅
OPEN
明治10(1875)年2月6日
所在地
ADDRESS
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
接 続
CHANGE
JR>東海道新幹線(→JR東海)、近畿日本鉄道京都線
地下鉄>京都市営烏丸線
 「そうだ、京都に行こう」で行こう (1999年7月 #01)
 「京都」。これほど郷愁を誘う地名もないでしょう。まあ、誘われないでいるほうがおかしいんだ、ということで苦しい自己正当化をしておきます。ちょうど1年前がまさにそうでした。あのCM(「そうだ、京都に行こう」 by JR東海)と鬼さんの影響を受けて夜行快速に飛び乗ったのが1998年7月18日。ここでは主に交通費関係を示しながら旅の足跡を追ってみよう! 

京成酒々井→船橋→東京駅:420+380=900円

 急に夕方になってから思い立ったのでした。ぼくにしては珍しく行動にためらいがなかった。このようなはじまりかたも、わりといいものです。

時刻表:580円

 旅行に行くとき、そして東京駅を通るとなれば僕の場合、B6のを買います。買う場所(八重洲中央口のキヨスク)が決まっているのが悲しいですね。記録によるとここで「金の烏龍茶」を買っています。

乗車券 東京(都区内)→京都(市内):7,980円

 「青春18きっぷ」の発売前だったとは気がつきませんでした。そこで普通乗車券を買ったのですが、ちょいと財布にこたえました。買った場所はJR東日本の窓口です。

指定券「ムーンライトながら」:510円

ボンネット特急
ボンネット型の特急=2001年3月/ETN
 ムーンライトの車内は東京発車時では50%ぐらいでした。当然、僕の隣も空席だったのですが、横浜からたくさんの人が乗ってきました。その夜は照明のせいで眠れなかったのは君(編集部注:当サイト編集者のこと)にも話したとおり。もう少し明かりをおとしてほしいなあ。

ポカリ:120円

 米原駅にて、新快速に乗る前。ボンネットの特急「加越」がさびしそうにたたずんでいました。

市バス:220円×2=440円

京都駅の大階段
京都駅の大階段=2001年3月/ETN
 なぜか題名が京都駅なので、京都駅自体についてちょっと触れておきます。

 君からもらった京都駅の写真を見て大いに興味を持った僕は、ちゃんと階段の数を数えました。200段だった。少し雨が降っていました。

 220円の2倍ということですが、これは京都大学への往復運賃です。京都大学では総合人間学部の建物が特に印象的でした。聞いたところによると、その建物が昔の本館だったそうです。バス停から見ると吉田神社に至る道を挟んで左に時計台、右に総合人間学部の建物があります(たぶん)。

 僕の他に親子(母親+息子)が大学の側で迷っていたようです。彼は受かったのだろうか。

乗車券+特急券(京都→橿原神宮前):1,780円
乗り越し(橿原神宮前→飛鳥):80円

 上を見れば分かるとおり、最初は橿原神宮前までしか買わなかったんです(「かしはらじんぐうまえ」と読みます)。途中で気が変わって飛鳥まで乗り越しました。橿原駅では今や伝説となったあの線路の幅の違い(注:近鉄橿原線は標準軌、近鉄南大阪・吉野線は狭軌)の発見がされたのでした。

飛鳥のサンクス:372円

 うーむ。E君に信じてもらえたのはやはりこのレシートのおかげでした。感謝してます。内容は飲み物とハンバーガーだったと思います。

 でも食事はけちらないほうがいいね。栄養過少で周りが見えなってくる。

 なお、ここで我が家へ連絡を入れています。どこへ行くなんてまったくいっていなかったから。

乗車券(壷阪山→吉野):420円

 サンクスを出た後、寝不足・栄養不足で倒れそうだったのですが、歩きたくなって壷阪山という飛鳥の次の駅まで大通りに沿って歩きました。途中に左側にスーパーがあってトイレをかりました。店内は涼しく、砂漠のオアシスだった。

 壷阪山駅は飛鳥駅と同じく、たいした駅ではありませんが、特急が停車します。駅前には駄菓子屋さんと時計屋があったような気がします。

100%オレンジジュース:120円

 吉野駅にて。

 ついでに途中までですが、山に登りました。

乗車券+特急券(吉野→京都):2,480円

 眠かったです。やはり夜は寝なくてはいけません。そのおかげで旅行中の日中に眠くなるのは本当に損です。ムーンライトの早期改善を求めます…(注「ながら」は深夜も照明を落とさない)。

 橿原神宮発京都行特急の1両目でのこと。後ろに子供連れ(&だめパパ、だめママ)。通路を挟んで中年の夫婦(恐そうなおばはん)。さてどうなったでしょうか。
 後ろの子供たちが案の定騒ぎ出し、彼らの両親は干渉せず。眠れそうで眠れなかったので、僕が「うるさい!」と爆発する寸前、「ちょっとあんた子供のしつけはどうなってんの。うるさいでしょ!」と、おばはんが叫びましてさあ大変。

 いや、大変なのは僕のほうで、すっかり眠気が覚めました。一体僕はどちらのおかげで眠れなくなったのでしょうか。

公園
渡月橋わきの公園=1999年7月(筆者撮影)
市バス:220円

 これは記録しまちがいです。嵐山までは確か220円では行かなかったような気がします。

 渡月橋。男女の群れ(?)で見てるこちらが恥ずかしくなりました。君にあげた写真のとおりです(右の写真)。

 ここで注目するべきは、この時点で実は僕は吉野へ行ったことを忘れていたことです。つまりもう一度京都駅烏丸口に来たときに僕の頭はリセットされたのです。気分新たに第2ステージ=別の冒険です。だって、そうでなければ嵐山から京都まで歩いてやろうなんて気にはならないでしょうから。残念ながら歩ききれませんでしたけどね(「京都外国語大学前」というバス停でバスに乗りました)。

 嵐山からの帰り道、とても感動した。

 もちろん歩いて帰るときのこと。

 京都の下町、餃子の王将(?)、ジャスコ(?)、そしてまさに運命的にその時にぴったりの夕方というシチュエーション。下町で京福電鉄の踏み切りを渡ったときなんておもわず涙が出そうになりました。デートスポットとしてとてもお勧めです。

うどん
京都駅の立食いうどん
コーヒーとホットドッグ:約400円  

 AT ドトール IN 地下街。ほかに適当な場所がなかったんです。この後、新聞を2つ買っています。

うどん:300円

 京都駅2階の立ち食いスタンドです。関東人の僕にはとても薄味。 

乗車券+急行券+寝台券:15,750円

 これについては諸氏から異論を頂戴しておりますが、後悔はしておりません。「銀河」に乗れてよかったです。

写真の現像代:756円

 なぜか千葉市内の写真がありました。

さぷり:147円

 酒々井駅前のスリ―エフで買いました。終点です……お疲れ様でした。

(2002年6月追記)


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